体毛は皮膚の角質層が変化したものですから、皮膚と同じ様に新陳代謝を繰返しています。

この新陳代謝のサイクルを「ヘアーサイクル」又は「毛周期」と呼び、ヘアーサイクルは「発毛」、「成長期」、「移行期」、「休止期」、「脱毛」のサイクルに分かれています。
「成長期」は毛根で新しく創られた体毛が活発に成長を続ける期間を言います。
この期間は若い世代では長く年齢を重ねると共に短くなります。
成長を続けていた体毛もやがて活動が停止し、それと共に毛根の働きも鈍くなります。
これが「移行期」です。
移行期に入った体毛は更に時間が経過すると、今度は毛母細胞の働きが完全に停止する「休止期」に入ります。
例えて言えば休止期の体毛というのは冬眠状態になっている体毛というわけですね。
ヘアーサイクル(毛周期)が順調に回転している時ならこの時期には既に毛根で新しい体毛が誕生していますので、冬眠している体毛の寿命が尽きて自然に抜け落ちる前に新しく生えて来た体毛に押し上げられる形で脱毛します。
体毛はこの様なヘアーサイクルを1日も休み無く繰返していますが、このサイクルの長さは全ての体毛で同じではなく毛髪では5年~8年と長いのですが、その他の体毛の場合は数ヵ月程度と短くなっています(陰部は1~2年)。
ちなみにいわゆる頭がハゲるという現象は毛髪の発育が悪く細くて弱々しい為成長期が非常に短くなり、同時に毛根の中で育っている新しい毛髪の発育も不活発でヘアーサイクルがうまく回らない事から起きます。
ムダ毛の脱毛ではこの現象を人工的に再現し、皮膚の表面の体毛を脱毛クリームや脱毛テープなどで強制的に脱毛した後、新しい発毛を抑える成分を配合したローションを塗布して脱毛するという脱毛法がよく行われます。
体毛は太くて丈夫なものだけでなく同時に非常に細い毛やうぶ毛も生えて来ます。
レーザー光線など毛根の黒いメラミンに反応するタイプの脱毛法ではこの細い毛やうぶ毛は取り残されますが、若い内は太い毛が脱毛された後これ等の細い毛やうぶ毛が太い毛に変化する事があります。
ですから永久脱毛は簡単ではないのですね。
レーザー脱毛相談室は、脱毛について解説しています。
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